スプリング・エフェメラル(春の儚い命)を求めて
こんにちは

県内は高気圧に覆われよいお天気になり、気温が4月上旬ごろの15度まで上がりましたね。
ポカポカお天気に誘われ富山県中央植物園に行って来ました。
ここには、春、雪解けを待っていたかのように急いで芽吹き、そして花を咲かせるスプリング・エフェメラル(春の儚い命)と よばれている福寿草があります。

Spring Ephemeral・・・春の妖精・儚い命・・・すばらしい表現、響きですね。まだ寒い春に葉を広げ、花を咲かせる。 雑木林が5月ごろ鬱蒼とする頃には消え地上部が枯れ、地下に隠れ、来春まで休眠します。・・・素晴しい早春のひと時です。
県内に自生しているものに キクザキイチゲ、イチリンソウ、カタクリ、ニリンソウ、 ヒトリシズカ、エンレイソウ、ヤマエンゴサク、ショウジョウバカマ・・・があります。

さぁ みなさん この春の里山で可憐なスプリング・エフェメラルを見つけてミンマイケ。

しかし この種の植物は絶滅危惧種が多く、貴方の子や孫にも残し、見せてあげるためにも、採集はしないで下さいね。撮った写真で楽しみましょう。
いよいよ 楽しい里山歩きのシーズンですね。 (2006.03.05)



フクジュソウ (キンポウゲ科)
Adonis ramose Franch.


フクジュソウは雪解けとともに開花します。この時期はまだ気温が低いので、花粉を運んでくれる昆虫を引き 寄せるためには、花の温度を上げる必要があります。そのためには開花したときにはお椀型の花弁(花びら) によって中心部分の温度を上げるような仕組みになっています。さらに、開花するのは晴天日の昼だけで、 気温の低い夜や、曇天日には開花しません。

富山市婦中町 富山県中央植物園にて 06.03.05

Text & Photo & Illustration & Animation by K.Nozaki

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