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春の妖精 カタクリの群生、なんと素晴らしい景観でしょう

こんにちは

春風に乗ってスプリングエフェメラルの代表格、いよいよ「カタクリ」が咲き始めました。
カタクリの一生は、7〜8年、1枚葉の時期を経た後、2枚葉の個体となり、やっと開花します。
早いものでは3月中旬から葉を出します。そして落葉樹の若葉が茂り、林床に十分日光が射さなくなる5月になると、溶けるようにして地上部から消えてゆきます。
春先のはかない命とも言われ、春の僅かな期間にしか姿を現わすことがなく、翌年の春まで休眠に入ります。
スプリングエフェメラル「春の妖精」「春の儚いもの」「春の短い命」なのです。

万葉集 大伴家持の一首にもこの花の名前が詠まれています。

「もののふの 八十乙女らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花」(巻18)。

みなさんも 訪れて見てください。素晴らしい群生です。今が見頃です。しかし採集はしないでくださいね。絶滅すると大変です。
将来の人たちにもこの感激、カタクリ群生の景観を見せてあげましょう。

カタクリ−1

カタクリ−2

富山市直坂 猿倉山森林公園にて 09.04.03

Text & Photo & Illustration & Animation by K.Nozaki

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