〜007 峠茶屋馬頭観音〜

Text & Photo by Y.Ohara

 
峠茶屋馬頭観音

※現地に設置してある案内板より転載

大正八年の頃 峠茶屋から五福を通り神通大橋を経て富山の移転地(今の神通町)へ通ずる道ができ当時の人々は新道と呼んでいた。
その頃、荷物の運搬などは馬車にたよっていたものである。
この峠茶屋の坂道を荷車をひいた馬方が集まり馬車組合をつくって、お互に助け合っていた。
この組合が自分達を助け苦労を共にしてくれる馬に感謝しいたわる気持から 馬頭観音を建立し愛馬の冥福を祈ることを決議した。
馬頭観音は六道衆生を済度する六観音の1つである。
ちなみに六観音とは 聖千手・馬頭十一面・不空羅・如音の各観音で夫々地獄 餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天上を教化するもので 我々は荷馬車組合員が息をはずませ 汗を流して馬方を助けてくれた 愛馬によせた清らかな愛情の発露である。
馬頭観音建立の心情に学ぶことが多いのではないだろうか。
(平成二年三月 呉羽山観光協会)


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