〜040 太田本郷城跡〜

Text & Photo by Y.Ohara

 
太田本郷城跡

※現地に設置してある案内板より転載

この城は安土桃山時代、上杉謙信の武将河田長親が一向一揆に備え、元亀三(1572)年ここに陣をはり、翌年「向城」を築いたとの記録があり、これが城の始まりと思われる。
天正六(1578)年、織田信長の武将斎藤新五らは飛騨方面から攻め込み、河田長親らが撤退した後ここを居城とした。
そして北西3キロメートルの今泉城にいる河田長親・椎名小四郎らの上杉勢を攻め、勝利したという。
城の位置については、ほ場整備のときに建てられた記念碑周辺と考えられていた。
平成3年の発掘調査で、ここから東に延びる堀跡が発見され、その中から安土桃山時代の土器が数多く出土したことから、この堀跡が城の一部であると推定される。
付近には斎藤新五ゆかりの地がいくつか残されている。
城跡の一角にある円光寺は斎藤新五の菩提寺と伝えられ、また新五の娘の病をなおした霊泉と伝えられる的場の清水がある。
平成10年 富山県教育委員会・富山市教育委員会


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